ももかめ日記

クサガメしゅうこ🌼さん♀。クロクサもみじ🍁♂。マレーハコガメさくら🌸♂の飼育日誌と趣味のバド🏸。その他気まぐれに思いついた事を綴っていきます。よろしくお願いします。

新米育児、我が家の食卓事情〜ももかめエッセイ〜

我が家は3人家族という、いわゆる核家族である。しかし普段は母子家庭である。それは旦那が単身赴任という二重生活だからである。


赴任先は茨城なので、金曜夜に帰ってきて、日曜夜にまた戻るという生活を強いられている。


この生活スタイルは2度目で1度目は息子がまさに産まれた時。本当に絶妙なタイミングで当時は東京に単身赴任を命じた会社を何度となく恨んだ。


だから旦那は息子の赤ちゃん時代の大変さをあまり知らない。1番かわいい盛りの時を見れなかったのはかわいそうだが、私もかわいそうだったのだ。


1日赤子の息子と家の中で過ごし、やっと寝たかと思いきや夜泣きで起こされる日々。


夜勤と夜勤明けのような生活である。となりの家の旦那さんは毎日帰ってくるのに、何故うちは帰って来ないのかと息子を抱きながら毎日毎日泣いたものである。


じゃあ一緒に東京に行けば良かったじゃない?てことだが、引っ越しして、しかも赤子を連れてあのゴミゴミした東京で育児をするなんて私には考えられなかった。


何より昼間の息子との孤独な生活にも耐えられなかった。人見知りなので東京で育児ルームなんかに出向き友達を作るなんて至難の業だ。


そして私は地元で実家を頼って育児をスタートさせた。


初めての育児は想像以上に厳しく、何もわからない新米1年生母は、自分の自由なんてない。ゆっくり風呂どころか、ご飯も食べられない。髪の毛ボサボサ。


元々完璧主義な自分だから適当に力を抜く事が当時はできなかった。初めての育児あるある。


単身赴任のばかー!会社恨むーー!

何回思った事か。😅



だが自分が頑張ったという思いは今となってみれば後悔はない。当時全力で走っていたから。


もっと子どもの面倒を見てあげればよかったという人もいるが、今の所そういった思いはない。


単身赴任は二重生活なのでなんのメリットもない。儲かるどころか赤字である。そうは言っても茨城であることに感謝すべきだと2回目にして感じた。私も大人になったもんだ。


これが日本だとしてももっと遠くの地域であれば毎週は帰って来れない。ましてや海外になんて行かされたら地獄である。どんなに給料が跳ね上がったとしても断固拒否だ。


そう思い単身赴任を2度も命じた会社を恨みつつも仕方がないと諦めている。


任期もなくいつ戻れるのか?もわからない。当時息子は小学生(1度目は新生児!)でお父さんを必要とする時期に、なんて酷い仕打ちをするものか!と会社を恨み(何度も書く😅)


帰ってきた頃には息子はでかくなり夫婦2人の頃なのだろうか。😑


それもいかがなものかと思ってしまう私はかなりの鬼かな?🙄


世間の奥様達に聞くと

亭主元気で留守がいいって羨ましがられる。


うん、確かにご飯作らなくていいのはメリットかな。で、何でついていかないの?と言われても家建てちゃったし、亀連れて行くのも酷だし、仕事変わるのもなぁ‥色々事情があるのだ。


息子はパパはどうして遠くに行かないと行けないの?と当時泣いていたが、転校する事になるよと言うと


絶対嫌ーー!😵😵😵


というわけでどうにもならなかったのである。今も単身赴任が増えているが、家族はなるべく一緒に暮らした方がいい。絶対に。


前置きが長くなってしまったがだから毎日息子と2人でご飯を食べている。


息子はご飯を食べるには食べるが、食いしん坊ではないようだ。私の子どもなのに何故!?もっと食べることに貪欲になって欲しいと思うのは私のわがままであろうか。


テレビがついていると息子の手が止まる。実にマイペースに食べる。そのマイペースさに、早くご飯食べて!と言う。

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腹減ったと私を煽りまくって、ようやく仕上げた料理にもガツガツ食べるどころか、いつものマイペースで食べて時間がかかっている。😑


腹減ったと言ってたくせに。そんなんだから温かい料理も冷めて不味くなっていく。😑


2人なのでおかずはそんなに早くなくならない。


しかし週末に旦那が帰ってくると一転、早食い王の旦那があっという間におかずをかっさらっていってしまう!💦


息子が納豆の蓋を開けて醤油を入れ納豆を練り練りしているうちに、すでに食べ終わるという早食い王である。


おかずが旦那の好物であればなおさらだ。

いつも冷静で感情をあまり外に出さない旦那であるが、好物を目の前にするとメガネの奥の瞳がキラッ✨と光り、箸を持ち上げ、前かがみになりまるで獲物を狙うかのようなポーズを取るのでわかりやすい。🙄


そして一気にガツガツ、ガツガツ食べるのだ!刺身などヒョイ、ヒョイと醤油をつけたならば、一切れ、二切れとどんどん自分のご飯の上に乗せていく。


あ!あ!刺身がなくなる!!キープ、キープしないと!


こんな風に私が騒いでも息子はまだ納豆を練り練りしてご飯の上にかけている。


早すぎー!もっとゆっくり食べられないのかね?そして息子!あんたはもっと早くできないのかね?


そんな事をいちいち何度言えばいいのだろう。


旦那は会話もせずただご飯に集中して食べたいみたいだ。電話が鳴っても


今ご飯食べているから。

と出ようともしない。


息子と2人の食卓に慣れた私も悠長に食べていると本当におかずがなくなっていく。


あー!そのおかずは私が食べるー!メガネをかけた青い服着た肉食獣が人の事なぞお構いなしに食べていくー!


そう私が言っても何も言い返す事なく黙々と食べる肉食獣。何かコメントないの?😑


息子は一人っ子なので危機感ゼロ。キープすることもなく今度は生卵をかき混ぜてご飯にかけている。なんてマイペースなのだろうか。。


あんた、おかずなくなるよ?というと


ああ。

と言い、なくなったら仕方ないみたいな返事。確実に野生動物なら食いっぱぐれる。しかものんびり、のんびりと草をムシャムシャと食べてテレビという名の景色を見ながら食べている草食動物である。


だから箸も止まるのだ。じゃあテレビ消せば?という話だが😅


これも単身赴任を命じた会社のせいである。

いやいや、それは違うか私の責任だね。


じゃあ、めいめいのお皿に盛り付ければいいのだがそれをするのも面倒なのだ😅一皿にどん!がやめられない。


息子の言い分(当時小学生)

僕は今、歯が生え変わって歯がなくて食べにくい。だからよく噛んで食べるようにしているんだ。それじゃだめ?挙句の果てにはゆっくり食べるのが趣味!と言い放った。


ごもっとも。よく噛む事は大切だ。見事な切り返しに脱帽、息子の方が一枚も二枚も上手であった。旦那は息子を見習うべきだ。そして私も。


しかしそんな息子でも早いときがある。回転寿司で食べる時だ。寿司が好物🍣の息子はどんどん注文して食べていく。



ホントにいつもこれくらの勢いでお願いしますよ!といった具合だ。気持ちいいガツガツぶりに、こちらとしてはナイス!ガツガツ!とエールを送りたいくらいだ。


というわけで結論。好物であれば早く食べられる。

しかし毎日毎日好物ばかり食べさせるわけにもいかない。母としては野菜も食べてもらいたい。

🥦茶碗にご飯粒を残してほしくない。言いたくないが言わないといけない。


そう我が家の食卓はある意味違った意味で戦争なのです。


食べるのが早すぎる肉食獣と遅すぎる草食動物。足して2で割ってくれないか??😅